• 竣工:
    2015年8月
    用途:
    専用住宅
    構造/規模:
    木造在来工法/地上1階
    所在地:
    仙台市太白区

仙台市中心部から車で20分程度の緑豊かな住宅地に建つ平屋の住宅。
家具作家にとって住まいは生活を引き立て、家具を引き立てる舞台装置のようなものであった。
生活を引き立て、自然環境を敏感に感じ取る為、建築の構成は限りなくシンプルに作った。
道路面よりも2m髙い敷地に屋根だけで生活の場を作る。
全ての部屋が南に面し、生活の場が外へ拡張するように庇を出し、風速を調整するために緩やかな勾配を付けた。
大きくせり出した南の庇下は、雨が続く梅雨でも外遊びができ、窓を開け、換気することができる。
屋根に緩やかな勾配を付けることで、ホースのクチをつまむときに水の勢いが強くなるのと同じように、敷地を通る風は風速を上げやや強調して感じることができる。
建築を作るのではなく、その場の暮らしと自然をより豊かに感じ取れる環境を作りたかった。