• 竣工:
    2016年3月
    用途:
    専用住宅
    構造/規模:
    木造在来工法/地上2階
    所在地:
    仙台市青葉区
    撮影:
    板橋 充

周囲の建物との関係、風の流れ、太陽の光による開口部の位置、大きさと断面構成の慎重な検討により、閉鎖的なファサードからは全く想像できない明るさと開放性を獲得した。
南光台の家は、プライバシーを確保するという外に対して閉じた意識により、その意識とは相反する、外に対して積極的に開いた環境が作り出されている。

一つ一つの窓は「日射熱取得」「通風」「開放性」といった明確な機能を持ち、必要最少限でありながら最大限の効果をもたらす。

開口部の最適化により開放的な私的空間を獲得し、断熱性能の向上(壁GW24K200mm、屋根GW24K300mm、開口部複合サッシトリプルガラス)、夏季の日射遮蔽、冬季の日射取得による快適な温熱環境を形成している。