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- 竣工:
- 2013年11月
- 用途:
- 専用住宅
- 構造/規模:
- 木造在来工法/地上2階
- 所在地:
- 仙台市青葉区
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Replan東北vol.45 掲載
仙台市中心部を流れる広瀬川沿いに建つ1室空間の住宅。
クライアントは休日、よく散歩をして過ごす。広瀬川沿いの敷地を購入したのは、そのような生活の一部に居を構えたいと思ったからだろう。
散歩は、普段何気なく生活してる空間がその時の心情、歩き方により全く異なる風景として見えてくる。
敷地環境を参照し、広瀬川により浸食された対岸の崖と計画敷地の関係からリビングを谷状に構成し陽光のスタディによりリビング、ダイニング、寝室の各スペースのレベル、風の流れから開口部の位置、形状を決定した。
太陽と風の流れによりカタチ作られた内部空間はレベル差により適度に分節された地形となる。クライアントは散歩をするように陽光、風によって微細に環境を変える空間を読み生活していく。
環境を読み、設計することでその土地の形態を目指した。